臨床研究における介入と侵襲の違い【理学療法研究】
「介入と侵襲の違いが理解できない」 「自分の臨床研究が侵襲に該当するのかどうかよくわからない」 こんなお悩みをお持ちではありませんか?臨床研究では「介入」と「侵襲」という2つの言葉が頻回に登場します。介入と侵襲には、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて明確な違いが定義されているのですが、なかなか理解しづらい部分ですよね。また、新しい倫理方針では「軽微な侵襲」という言葉も出てきており、ますます理解しづらくなってきています。 そこで今回は、「介入」「軽微な侵襲」「侵襲」の3つの用語について、理学療法研究分野での例もあげながら詳しく解説していきます。特に、侵襲の有無によってはインフォームドコンセントや倫理審査など臨床研究における必要な手続きも違ってくるので、この際にしっかり把握しておきましょう。